院長紹介

院長挨拶

クレア歯科医院の長嶋雄樹と申します。クレア歯科は、私の歯科嫌いの経験から“患者様が望まれていること”、“不安に思っていること” を患者様と同じ目線で一緒に考えていきたいと思っています。

歯科医院に苦手意識がある方でも安心してお越し頂けるように下記の3つの診療理念を掲げ、患者様にとって “やさしい歯科医院” であり続けることを目指しています。一人でも多くの方に“クレア歯科に来てよかった”と思って頂けると幸いです。

①患者様一人ひとりのご要望に応じた最善の治療を提供します

当院の治療は、まず患者様のお話をトコトン聞くことから始まります。そのお悩みやニーズを正確にお伺いした上で、その方に合った最良な治療法をご提案し、ドクターと患者様が一緒に治療の進め方について考えていきます。

②痛みを最小限に抑えた治療にこだわります

慎重な治療は当然のことながら、麻酔時にはゆっくりと、また歯を削る際には出来るだけ手早く行うなど、丁寧かつ素早い治療をすることによって患者様のご負担をより最小限に抑えます。

③全ての患者様にやさしい院内でお迎えします

安心してお越し頂けるようにプライバシーに配慮した個室診察室、高齢の方やお体の不自由な方への院内バリアフリー化、小さなお子様をお連れの方へキッズルーム、乳幼児をお連れの方へおむつ台をご用意させて頂いております。

私が歯科医師になった理由

私は、自分の歯医者嫌いの経験から『不安を軽減することにこだわって患者様にとって優しい歯科医になりたい』という想いを胸に歯科医師になりました。大学卒業後は千葉県下の大手医療法人のインプラント指導医に師事し、院長、理事として研鑽を積み、現在に至ります。私のこれまでの経験などをもとに下記にクレア歯科の診療方針をご紹介させて頂きます。

きちんと正しく説明する

自分が初めて歯医者に行った時に抱いた不安な感覚は今でも鮮明に覚えています。

“何をされるかわからない”
“虫歯治療は痛いから嫌だ”
“漠然と不安な気持ちになる”
“色々分からないから余計に怖い”

きっと、このような感情を抱いたことのある方は私だけではないのではないでしょうか。歯科医師となった私は、千葉県下の大手医療法人が運営する大型ショッピングセンター内の医院で、小さな子供からお年寄りまで沢山の方に治療を行っていました。

ある時、何の問題がないからここ数年歯医者にかかったことがないんだよねと仰られる方が来院されました。実際に口の中を診てみると歯周病や虫歯がかなり進行していました。虫歯は、必ずしも最初から痛みが出るわけではないので症状が進行してから気付くことが多いのです。

私は、もっと早く治療すれば痛みもなく通院回数も少なく治療費も安く済んだはずなのになぁと思いながら治療をし、やはり普段からもっと歯の大切さや定期健診の重要性を伝えなければいけないことを痛感しました。

残念ながら現在でも、手遅れになってから治療に来られる方が非常に多いのが実情です。クレア歯科では、このような方を一人でも減らすために日々、歯の大切さや定期健診の重要性をお伝えすることを心掛けています。

患者に寄り添う

治療の痛みや怖さに関しても誤解や思い込みが非常に多いと感じます。当時私が治療していた方の中に極度の歯科恐怖症の方がいました。

その方は他の患者様のご紹介で渋々来院されたのですが、それまではどんなに歯が痛くても我慢し、歯医者にだけには行かないと心に決めていたそうです。実際に診てみると虫歯がかなり進行しており、特に治療を希望された奥歯4本はこのまま放置すると抜歯になる寸前でした。

歯医者への怖さの理由を聞くと、幼い頃の無理な治療で恐怖心を植え付けられた事が原因でした。たしかに小さなお子様の治療では頑張って協力してもらうことが必要な場合もありますが、心底恐怖を味あわせてしまうやり方には私は賛同できません。まさに自分もそうだったからです。

結果的に、その患者様は末期状態だった奥歯4本を頑張って治療し、その他の歯の治療まで完璧にやり通してくれました。

その患者様が全ての治療を終えたときに「先生が最初に言ってくれた、『頑張れる範囲でゆっくり進めていくので、もし無理だと思ったらすぐに言ってくださいね。その時はすぐに治療を中断するから。その後にできる方法を一緒に考えていきましょうね』という言葉があったから頑張れた気がする」という言葉が今も記憶に残っています。

この患者様の場合、自分の気持ちを理解して治療してくれる歯科医師がいること、優しい治療の進め方があることなどを知らなかったことで長年に渡る歯の痛みや苦しみを我慢していたのです。

この患者様に限らず、私が歯科医師として力になれることは必ずあります。だからこそ、まずは思っていること、悩まれていること、分からないことを遠慮することなく話に来てください。その上で患者様ご自身に合った治療の進め方をご提案させて頂きます。

スタッフの幸せを想う

「患者様の幸せを第一に考えるべきではないか」と思われるかもしれませんが、この考え方が結果として患者様への最善の治療のご提供につながると考えています。

この考えの原点は、前法人で院長職を務めていた4年間の経験にあります。私がいた医院には非常に優秀なドクターやスタッフが集まっていました。この時私が院長として目指したのは「どのドクターに診てもらっても同じく満足を感じてもらえる医院づくり」でした。

治療を受けた医師やスタッフの違いで治療の満足度が変わらない医院にしたい。そのような想いを持っていたものの、当時の私には優秀な歯科医師やスタッフの力を活かしきれていないことに苦悩することが何度もありました。

もしかすると患者様への満足を追求することしか見えていない自分自身の姿勢に問題があるんじゃないのかと思うようになりました。そもそも患者様へのサービスを提供するのは他ならぬ歯科医師を含めたスタッフ一人一人です。そうであるならば患者様の満足への第一歩は、スタッフ自身が自らの仕事に対する充実感や喜びを日々いっぱいに感じられる職場づくりであるはずです。スタッフから湧き出る情熱や主体的に役割を果たしていく姿勢が患者様のより高い満足につながるのではないかと考えたのです。

それ以来、私の医院運営に対する考え方は一貫したものになり、今ではスタッフのみならず、クレア歯科を支えてくださる方々全てに対する幸せを想い、結果として患者様への最善の治療を提供できる医院づくりを実践しています。

患者の皆様へ

私のつたない文章を最後までお読みくださりありがとうございました。私は自分が子供の頃に歯医者が苦手だったからこそ、同じような方が行きたくなる歯医者になりたいと思い歯科医師になりました。そして虫歯や歯周病で困っている方を一人でもサポートしたいと思いながら日夜診療を行っています。もし葛西駅周辺でお口のことで悩まれている方がいらっしゃいましたら、ぜひクレア歯科にご相談にお越し下さい。一人でも多くの方に“クレア歯科に来てよかった”と思って頂ければこれ以上嬉しいことはありません。

長島雄樹